塗料の種類について ~外壁編~

窯業系サイディング

窯業系サイディングとは、セメントや木材繊維などを混ぜた原料を板状に成形し、高熱処理をして製造される外壁材です。

日本国内で使用されている外壁材のおよそ8割を占めており、デザインも豊富にあることから、多くの一般戸建て住宅などに使用されています。

弊社では、窯業系サイディングの外壁に塗装する際は以下の塗料を使用しております。

・パーフェクトトップ(日本ペイントHD)

耐用年数:★★★★(およそ12~16年※艶、色、立地条件により異なります)

グレード:★★★★(シリコングレードを超えるラジカル制御型塗料)

価格:★★★(㎡/\2,000~)

・パーフェクトセラミックトップG(日本ペイントHD)

耐用年数:★★★★★(およそ18~20年※艶、色、立地条件により異なります)

グレード:★★★★★(フッ素グレードを超える最高級無機系塗料)

価格:★★★★★(㎡/¥5,000~)

モルタル壁(リシンまたはスタッコ)

モルタル壁とは、セメントと水と砂を混ぜ合わせたモルタルを塗り付けた壁のことで、外壁の仕上げ材としてではなく、主に下地材として用いられます。

モルタル壁は関東大震災後から普及し始め、1990年頃まで日本の住宅外壁の主流でした。

リシンまたはスタッコというのは、モルタル壁が主流だった当時にモルタル壁の仕上げ材として用いられることが多かった左官材料のことです。

弊社でモルタル壁を塗装する際も、👆の窯業系サイディングと一緒の塗料を使用します。

※仕上げ材はどちらも一緒ですが、下塗り材はそれぞれで違います。

・窯業系サイディングの場合:パーフェクトサーフ(窯業系サイディング、ALCパネルに最適)

・モルタル壁の場合:パーフェクトフィラー(モルタル、コンクリート、ALCパネルに最適)

板張りの壁

板張りの壁とは、杉やヒノキなどの無垢材の板を張った壁の事です。

弊社では板張りの外壁に塗装する際は、以下の塗料または材料を使用します。

・オスモウッドステインプロテクター(オスモ&エーデル)

耐用年数:★★★(およそ3~5年※気候条件により異なります)

グレード:★★★★(日本の気候に対応した高耐候性自然塗料)

価格:★★★(㎡/¥1,900~)

・プラネットカラー(プラネットジャパン)

耐用年数:★★★★(およそ5~7年※気候条件により異なります)

グレード:★★★★★(100%植物油と植物性ワックスを用いた純・自然塗料)

価格:★★★★(㎡/¥2,500~)

・ウッドロングエコ(小川耕太郎∞百合子社)

※新築に限ります。また、こちらの材料は色を付けるタイプでなく、経年変化を楽しむ方向けとなっております。

耐用年数:★★★★★(およそ10~13年※立地または気候条件により異なります)

グレード:???(比較は出来ませんが、海外では塗ってから60年以上効果が持続した例ががあると言われております。場合によっては★5つのグレードです。)

価格:★★(㎡/¥700~)

塗り壁

近年、ちらほらと増え始めてきた塗り壁。左官道具である鏝を使って仕上げていきます。

弊社は左官屋ではありませんが、写真のように塗り壁のご依頼も承っております。

塗り壁で使用する材料は以下の通りです。

・SOi「ソーイ」(カントリーベース)

耐用年数:★★★★(撥水仕上げで15年程度※立地または気候条件により異なります)

グレード:★★★★(シリコン樹脂で撥水する”漆喰”撥水仕上げ材。国内生産の塗り壁材の中でも上位に入る耐候性と防汚性)

価格:★★★★★(㎡/¥6,000~)

最後に

今回ご紹介した外壁塗料以外で気になる塗料がございましたら、お気軽にご相談ください(^^)/

また、「我が家の外壁を塗装する時はどんな塗料がおススメ?」等のご質問も受け付けておりますので、そちらも併せて気になる方は👇の無料お見積ボタンからお問合せ下さい😌

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